あいんの日記

映画や漫画の感想を書きます!宜しければ参考にしていただきたいです!

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

 

 

公開:2015

監督:デヴィッド・イェーツ

 やっと見れたー!ハリポッター作品のオピンオフ作品である、ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生です。監督は勿論ハリポッターでおなじみのデヴィッド・イェーツ監督です。主人公はホグワーツ魔法学校の卒業生で、魔法生物飼育学の授業で使われる幻の動物とその生息地の著者らしいです。だから、ホグワーツ魔法学校はたくさん出てくるし、建築物や世界観がとても素晴らしい映画でした。

 

概要

 主人公ニュートはユニークな動物を飼育している魔法動物学者です。魔法省や兄からは怪訝な顔でよく見られますが、勇敢でちょっとヘタレで愛を沢山持った人です。ある日ニュートは黒い魔法使いグリンデルバルドが逃げ出したことを耳にし、恩師ダンブルドアに捕らえるよう頼まれます。舞台はパリ。芸術が溢れる街で、魔法という「芸術」が飛び交います。また可愛い?動物達も出てきて、美しい映画ですが、勿論サスペンス要素も満載で、何度も見返したくなるような映画です。

 

感想

評価は…

星5個中5個!!

 まず世界観が素晴らしい。美術面にとてもこだわっている事が感じられます。中でも魔法省の建物は実際に建てられています。床を斜めにすることで立体感が生まれ、魔法の世界に本当に入っているかのようなカメラワークが生まれ惹き込まれてしまいます。またその他の建物にはよくフランスで見られるアールヌーボという、植物のようなデザインが多く見られます。オシャレながらどこかレトロな雰囲気が味わえますね。また舞台がパリということもあって、ハリポッターは非現実感を前面に出し、本当に違う世界に来てしまったような錯覚に陥りましたが、ファンタスティック・ビーストはリアリティがありながら魔法という非現実的なものが出てくるため、魔法って本当にあったんだと勘違いしてしまいます。物語ですが、ハリポッターの時にもあったサスペンス要素満載です。どうしてグリンデルバルドがクリーデンスを求めているのか、どうしてクリーデンスの名前が変わるのか、てか一体誰なの?のように観終わったあとの不燃焼感が止まりません。次が楽しみで楽しみで仕方ないです。また主人公ニュートの人間性と出てくる動物たちにも注目です。よく魔法系のゲームで出てくるテイラーと呼ばれる立ち位置です。そのためとても優しく愛に溢れ、ちょっとヘタレな男性です。動物達も可愛いし、戦闘シーンや動物達に助けて貰ったり、迷惑をかけられたり、ゲームの中の魅力がたくさん詰まっています。もしテイラーという職業があったら、こんな感じなのかなと思わせられるほどにリアリティー溢れたものです。ハリポッター好き、テイラー好きなどファンタジー大好きな人には必見の映画です!見ていない人は是非見て!見た人はもう一度見ましょう!