友罪

 生田斗真さんと瑛太さんが出てた作品です。まず、2人ともかっこいいイメージが強かったのにいい意味でただの人として存在していたので演技力の高さに驚きました。この作品のテーマは「自身の犯した罪」だと思います。誰しもが持っている人に言いたくない過去や後悔を持ちながらどのようにして生きる、どうしたら償えるのかをずっとさまよい続けるような映画だと感じました。罪は刑法上だけでなく、自身が罪だと感じたら「罪」なのだと痛感させられました。同じような「罪」を背負ってる生田斗真さんと瑛太さんは同士だから仲良くなったのかもしれません。正直最後まで何を言いたかったのか分かりにくい映画ですが、自身の過去を振り返らせてくれるものだったのかなと思いました。

 予告版を見たら元少年Aによって人生を狂わされたみたいな内容なのかなって思って、いつぞやの漫画で書いてあった自分の友達が兄弟を殺した犯人だったみたいな内容なのかなと思い、見当違いだと感じました。映画自体は全然面白くない訳では無いけどそういった面で残念と思う人もいるかもしれません。