あいんの日記

映画や漫画の感想を書きます!宜しければ参考にしていただきたいです!

leon

 

 アメ村ではレオンとマチルダの絵の服が流行っているようです!映画が元のキャラクターだよとアメ村のお兄ちゃんに教えて貰って見て見ました。

 ざっくりといえば家族を殺された女の子が助けてくれた殺し屋と生活を共にし、家族を殺した犯人をやっつけようとする話です。この女の子、マチルダの家族は義理母親、父親、義理の姉、義理の弟の5家族です。母親も父親も子どもに興味はなく、姉はすぐにマチルダに手を出す家庭環境の悪い家族でした。弟はまだ4歳で幼くマチルダにとても懐いていて、マチルダは彼のことは大好きだったようです。父親はある時クスリを盗み、それが警察にバレしまいます。この警察は裏でクスリを売買していたり、人を殺していたりする犯罪者でもあります。クスリをくすねたことがバレたことによりマチルダがアパートの隣人であるレオンからのお手伝いを引き受けている最中にマチルダ以外の家族は殺されてしまいます。マチルダはすぐにレオンに助けを求めました。レオンは渋っていましたが、助けてくれました。しかし、その後の面倒をみるのは厳しいとおもい、出ていくように言いますが、出ていったら死ぬのにどうして助けたのかと問いただされ仕方なくこのまま一緒にいることとなりました。マチルダは弟を殺した警察に仇をうちたいとレオンに人の殺し方などを教わります。また、レオンもまた字の読み書きが出来ないのでマチルダに教わりました。そのような生活の中でマチルダはレオンへの恋心に気が付き思いを伝えますが、過去のトラウマのせいで恋愛する気にもなれず、(ましてや相手は12歳です)断り続けます。穏やかな日常の中で、レオンへの思いが強くなっていく中で警察へ復讐したい思いも高まっていきます。そして遂に1人で行動に移るのです。すぐに捕まり殺されかけますが、いいタイミングでレオンからの救出で助かります。しかし、この一件のせいでレオンとマチルダがともに行動していたことが発覚します。もともと警察は殺し逃したマチルダのことを追っていたのです。そして警察を何人も集めて2人の住むアパートに突入します。レオンのほうが腕は上でしたが、逃げ場がなくマチルダを先に逃がしてレオンが犠牲となり、その悪党である警察と共に死んで復讐を完了させました。マチルダはレオンが死んだ事実を受け止められずにいましたが、学校に戻りレオンの家にあった観葉植物を地面に上穏やかな表情で映画は終わりとなります。

 この映画は純愛映画ということになっていますが、違うと思いました。もちろん面白かったですが、マチルダからレオンへの恋心は純粋なものではないと思いました。家族環境が悪い子どもは親からの愛情が足りなかったことから誰かに依存しがちですし、家族がいなくなって1人になって助けてくれたら誰でも好きになってしまうのでは無いでしょうか。また、子どもは誰しも父親に恋愛感情というものを持つ可能性は秘めています。遺伝的にそのような事態を避けるようになっているだけです。そのためマチルダはレオンに恋と言うよりも父親独特の安心感というものを感じていたのではないでしょうか。レオンと過ごすことにより今までの愛情不足が解消されて、タバコを注意されたらやめたり、汚い言葉を使わないようにしたりしてたのだと思いました。また、戦闘シーンに関してですが、何でそこから出てくるの?とか、なんでこんだけ銃打ってるのに通報とかがないの?とか、それ以外ではレオンは読み書きが出来ないのに今までどうやって部屋を借りてたの?とかめちゃくちゃ疑問点が出てきました。ただ、変に現実味を感じなかったので漫画を読んでいるような感覚で見ることが出来たので、アクション系が苦手な人でもこれなら見れるのではないかなと思います。読み書きの件は、今考えたらありえない話ですが、1994年の映画なのでそのような設定にしていてもおかしくは無いのでしょう。恐らくレオンの雇い主であるトニーが流してたのかなとか思います。少し今みると古い、古典的な映画ではありますが、メッセージ性が分かりやすく、誰でも見やすい映画だと思います。警察役のゲイリーはtheヤバいやつの演技がめちゃくちゃうますぎて鳥肌がたちましたし、幼少期のナタリーはめちゃくちゃ可愛かったです。めちゃくちゃ推せる映画です!