あいんの日記

映画や漫画の感想を書きます!宜しければ参考にしていただきたいです!

オンネリとアンネリのおうち

 

 

 

 絵本の中や小さい頃の憧れを全て詰め込んだようなお話でした!

 オンネリとアンネりは大親友です。毎日2人で遊びに行きます。ある時いつものように2人で歩いていると封筒を手にします。正直者にあげると書かれた封筒でした。警察のリキネンに届けますが、2人は正直者だと言い大金を手にすることになります。お金よりシールが良かったとオンネリは言い、元の場所に戻すことにしました。封筒があった場所の前に素敵な可愛い家がありました。壁や屋根が水色で、周りは草木に覆われていてバラが綺麗に咲いていました。家からおばあさんが出てきて、売り出し中と書かれた看板を付けるのを2人は手伝います。こんな素敵なのにどうして売るの?と聞くと少し手違いがあって売るのとおばあさんは答えました。そこで2人は拾ったお金でその家を買うことにしました。オンネリの家は大家族で自分の存在に気づいてもらえませんでした。アンネリは親が多忙であまり家にいませんでした。そのため2人で住みたいねと話していたところでした。家にはお菓子やサンドイッチやジャムに可愛い食器、可愛い服がまるで自分たちのために用意されたかのように揃っていました。ドレスを着てお菓子を食べてユニットバスでたくさんの種類の石鹸を使ってその日は眠りました。次の日急いで家に帰りますが、誰にも家にいなかったことに気が付かなかったので2人の家に戻ります。右側のお隣さんはノッポティーナとプクティーナです。2人はフレンドリーでご挨拶に来てくれます。家に招待されると、クリスマスの飾り付けを育てたり、ヒヨコを育てたりする植物や赤色で左右違う色のヒヨコ、イースターエッグを産むニワトリなど変わったものが沢山ありました。出されたドリンクは色がだんだん変わり、ケーキは味が1口ごとに変わります。2人とも大興奮でした。左側のお隣さんはウメ・ボーシュと言います。彼女は未亡人で、旦那の絵の描かれた豚の貯金箱を大切にしています。少し神経質でオンネリとアンネリのことを初め嫌っていましたが、だんだん心を開いていきます。映画内でアイスクリーム屋さんがお隣さん達の家に泥棒に入るハプニングが起こります。それをオンネリ、アンネリ、そしてオンネリの弟のサンテリで解決します。

 オンネリとアンネリがお金に執着していないところからかなりら幼いことが伺えます。だから2人ともすごく可愛かったです。ケーキを食べたり服を着替えたり、おままごとをする姿は本当に可愛らしかったです。小さい頃誰もが夢を見た秘密基地を思い出しました。好きなことを友達とずっとするという子ども時代の夢が詰まっています。お隣さんもファンタジー要素が沢山あったり、時にはシリアスなシーンがあったりと夢を見せられた気持ちになりました。ドロボウ事件ではあんな小さい子どもに何が出来るのかと思いましたが、頑張って走って捕まえてしまう姿はきゅんとなったし、凄い!と褒めてあげたい気持ちにもなりました。子ども時代の夢を再び見ることができる素敵な映画です!