あいんの日記

映画や漫画の感想を書きます!宜しければ参考にしていただきたいです!

恋は雨上がりのように

 

 

この映画は純粋で真っ直ぐな青春映画です!

この映画はポイントは「大人と子どもの差」です。

 

 この映画は題名の通り恋愛映画なのですが、恋愛への向き合い方や考え方が大人と子供で違うことを実感できる映画です。例えば、大人は恋愛するにしても先のことを考えてしまいますよね?好きだけど、将来性が…とか幸せにできるかな…とか考えてしまいます。対して子どもは好きという気持ちだけで動き、あまり考慮せずに伝えてしまいます。あきらもまたその子どもの1人で、店長のことが好きだけではいけない理由が分からないようでした。店長はあきらの若さに最初は圧倒されていましたが、あきらの真っ直ぐさやたくさんの可能性がある姿を見ているうちに、忘れかけていたなりたかった夢や友達の大切さなど昔の思い出が蘇ってきます。そのおかけで劣等感を持っていた友人と再開することが出来、胸の内を明かすことができました。友人と別れた時に「俺たちは大人たちじゃなくて同級生だろ」というセリフを店長に言われます。この言葉は全大人へのメッセージのように感じました。たしかに大人になってくると自分の心だけでは解決できなかったり、世論によって押し付けられたりすることは沢山ある中で、ありのままでおれた学生時代(本当の自分)を大切にすることの重大さに気付かされました。店長は最終的にあきらとどうなるのか!?という結末にはなっていて原作大好き勢には物足りないかもしれませんが、学生時代が遠い昔になってしまった大人、夢を忘れてしまった大人にぜひ見てもらいたい作品です。