あいんの日記

映画や漫画の感想を書きます!宜しければ参考にしていただきたいです!

コンフィデンスマン ロマンス編

 

 

好きすぎて2回目だけど実はドラマ見たことないんよねー

この映画の面白さポイントは

①えぐい伏線回収

②キャラの濃さ  の2つです!

 

①えぐい伏線回収

 この映画の1番の見どころと言っても過言ではない伏線回収の凄さです。今回の舞台は香港!(前の舞台知らんのですが)最初の目的香港の氷姫ラン・ソウから100億円以上の価値のあるパープルダイヤを盗むことです。しかし本来の目的はあかぼしとジェシーからお金を奪うことだということが1番最後に分かります。騙すために実際のラン・ソウとは違うオリジナルのラン・ソウを作り出し、さらにペルソナまでしっかり考えられている点がミステリー映画を観ているよな気持ちになれてめちゃくちゃ面白いです。しかもミステリー映画とか小説はヒントを劇中で散らばめておくものですが、この映画はぜーーーんぶ最後に分かるのでもっかい見直したくなります。(2回見ました)

 

②キャラの濃さ

 全員めちゃくちゃキャラが濃いです。ダー子はお金大好きハチャメチャウーマンだけど、演技中には違った姿を見せるのでどれが本当のダー子なのか分からなくなります。ボクちゃんは映画内で真面目に楽しく人を騙す姿が可愛い偽善者の象徴みたいなキャラです。リチャードは優しい真摯な変態おじさんです。おじいちゃんみたいな包容力とたまに見せる「男」のダンディさがいい感じでした。ダー子の元恋人役をしていたジェシーは結婚詐欺師らしい甘いマスクで、甘い言葉がたまらなくいいです。また今回ラン・ソウ役をやった「スター」はラン・ソウの時は綺麗で強い女性、さらにジェシーといる時は顔が女の子になり純粋な様子を出していてすごく可愛いです。しかし「スター」に戻ると明るくかっこいい女性に変化するギャップがまたいいですね。キャラだけでも話が出来てしまいそうな映画でしたが、話の構成も面白くすごく満足出来ました。ぜひオススメです!

恋は雨上がりのように

 

 

この映画は純粋で真っ直ぐな青春映画です!

この映画はポイントは「大人と子どもの差」です。

 

 この映画は題名の通り恋愛映画なのですが、恋愛への向き合い方や考え方が大人と子供で違うことを実感できる映画です。例えば、大人は恋愛するにしても先のことを考えてしまいますよね?好きだけど、将来性が…とか幸せにできるかな…とか考えてしまいます。対して子どもは好きという気持ちだけで動き、あまり考慮せずに伝えてしまいます。あきらもまたその子どもの1人で、店長のことが好きだけではいけない理由が分からないようでした。店長はあきらの若さに最初は圧倒されていましたが、あきらの真っ直ぐさやたくさんの可能性がある姿を見ているうちに、忘れかけていたなりたかった夢や友達の大切さなど昔の思い出が蘇ってきます。そのおかけで劣等感を持っていた友人と再開することが出来、胸の内を明かすことができました。友人と別れた時に「俺たちは大人たちじゃなくて同級生だろ」というセリフを店長に言われます。この言葉は全大人へのメッセージのように感じました。たしかに大人になってくると自分の心だけでは解決できなかったり、世論によって押し付けられたりすることは沢山ある中で、ありのままでおれた学生時代(本当の自分)を大切にすることの重大さに気付かされました。店長は最終的にあきらとどうなるのか!?という結末にはなっていて原作大好き勢には物足りないかもしれませんが、学生時代が遠い昔になってしまった大人、夢を忘れてしまった大人にぜひ見てもらいたい作品です。

ゆれる人魚

 

 

 この映画は人魚がもし現代に存在していて、地上に降り立ったら?というニュアンスのファンタジーとグロさを兼ね備えた作品です!

この映画のポイントは2つ!

①ファンタジーだけどリアルでグロい

②歌  

 

①ファンタジーだけどリアルでグロい

 この物語は人魚の姉妹シルバーとゴールドが地上に降り立ち、ナイトクラブでストリップや歌を歌ったりなどのパフォーマンスを行うといった話で、人魚姫の現代バージョンのようなものになっています。ただこの人魚の姉妹は自由に人間に変化することができます。変化した姿は性器がないこと以外は全て人間そのものです。水をかけられると元に戻ることができるといったわかりやすい設定です。人魚姫と一緒で姉のシルバーは王子様(ベーシスト)と恋に落ちます。最初は魚にしか思えないと言われてしまいますが、付き合うことができます。シルバーは彼氏のために下半身を人間に変える手術を行います。めちゃくちゃグロくて生々しいです。中の内蔵みたいなものも少し見えたりするので気味が悪いです。下半身を切ってしまうと声を失ってしまうと言い伝えられていて、シルバーは声をなくしてしまいます。さらにその彼氏は他の女の人と恋に落ち、結婚してしまいます。元来の物語と一緒でシルバーは泡になってしまいました。その時にシルバーの表情が彼氏を食べたら泡にならなくていいとゴールドと教えられ食べようとしますが、とても愛おしそうに彼に抱きしめられていてとても心臓がキューってなりました。あと、この人魚には人間を食べるという性質もあります。ゴールドが最初にそれに気が付き、ステージで成功して皆が楽しそうにしていても何かモヤモヤしたものを感じていました。そこで人間を食べる快楽に気がついてしまい、繰り返し食べてしまいます。食べる時に音や歯の変化などがとてもリアルです。このようにグロいのが苦手な人にはおすすめ出来ないぐらい生々しさがあります。

 

②歌

 この映画はミュージカル風に話ができていて、全員がよく歌います。そのためステージがとてもかっこよかったり、演出の仕方やダンスが見ていて楽しめます。ストリップと聞くといやらしいイメージがもちろんありますが、姉妹の体や演出や歌声が綺麗なのでいやらしいのでは無く、綺麗だと感じることができます。本物のストリップを見たことがないですが、こんな感じだったら見に行ってみたいものです。ただミュージカル風の映画が苦手な人には分からない良さかもしれません。ただラ・ラ・ランドやキャット程ずーーーっと歌ってる訳では無いのでディズニープリンセスを見ている感覚でストーリーに集中できるので見やすさは保証します。

 

感想

 ストーリー的に特に目新しさがある訳では無いけど、裏ファンタジー要素満載のダークな人魚が沢山見られるのはとても面白かったです。生々しさとかグロさとかはあるけど、本当に人魚姫がいたらこういう感じなのかなと思わせられるようなリアルさがあります。ただここまでグロいシーンがあるとは思わず、見ながら「やばっ」と言ってしまった程です。特にシルバーの手術のシーンは痛々しいです。体を切ってるシーンや下半身はないのにシルバーが生きていたりなど、ちょっとしんどがったです。魚を切ってもまだ動いてるのと同じ原理なのかなとか思ったりしました。それに下半身を縫い付けるにしても縫い目ガタガタだし、手術痕えぐいし、まずシルバーがここまでして降ったベーシストを酷すぎだし、色々思ってしまう点はありました。今らしいと言えば今らしいけど…って言うような映画ですね。1度見てみてもいいかもってぐらいの映画です!

聖なる飼育

 

 

 「宗教への過信から救済」までを表した映画のようでした。

 

 主人公タマラはカルト集団のリーダーであるミゲルを最初は彼のことを想ってしまうほど信じていました。タマラは産まれてからずっとカルト集団の中でミゲルに育てられてきました。そのためミゲルはタマラをみんなとは違う、必ず最強の男を産むことができると称します。タマラはそれを誇りに思い、ほかの大人に生意気な態度をとる時もありました。タマラは大人になってからミゲルと性行為をし、子ども産まなくてはならないのですが、それに疑問を持たず彼が自分の体の一部のようだ、彼を抱きしめたいとまで思っています。しかし学校に通うようになり、他の世界を知ることになります。さらにタマラを心配した先生が家庭訪問に来てくれたにもかかわらず、最後に厳しいことをミゲルは伝えます。それから今までミゲルへの気持ちがなくなり、違和感を覚えます。また前まで褒められていたり、期待をもたれると嬉しかったのに段々と重荷に変わってきます。そのためタマラは同級生の男の子と性行為に及んでしまい、彼はミゲルに殺されてしまいます。その後タマラは純潔でなければならないという教えを守らなかったのでミゲルを含む数人の男たちに無理やり犯されてしまいます。終わってから目を覚ますとタマラは小屋に火を放ち小屋のドアを閉めて逃げました。後ろ髪をひかれながら、少し怯えながら小屋を離れるシーンで映画は終わります。

 

感想

 終始タマラの思いを流しながら話は進んでいくため、気持ちの変化がわかりやすいです。そのため主観的視点の宗教映画は珍しく感じられ斬新でした。この映画はもちろんタマラが初潮を向かえる前後で心の動きがあったことや急に反抗的になったことから女性への成長を表している映画だと思います。しかし、あえて宗教の方に目を向けた方が面白いのではと思いました。ミゲルは残りの寿命があと30年と言っていたことから恐らく40代後半から50代前半だと考えられます。また出てくるのは女の人が多く、女性男性共にミゲルより明らかに年下です。あとはタマラが寝ている時に横でミゲルと女性がセックスをして、その後その隣のベットの女性と抱き合っていました。このことから明らかにミゲルはただの変態でここの女の人全員としている可能性が高いと考えられます。そのため自身の子どもでさえも手を出したり、または他の人が自分の兄妹に手を出すなどが普通に行われているのでしょう。恐らくタマラもミゲルの子どもです。めちゃくちゃ気持ち悪いです。さらにその事に疑問を持たずに生活している人ばかりなのが余計気味が悪いです。タマラは自分だけ学校に行くことを許されたと言っているので他の年長者達はきっと行っていないのでしょう。通学したおかげでこの環境の奇妙さを感覚的に感じることができたのだと思います。そういう視点で見たらもう少し楽しめる映画のような気もします。でも胸糞悪い映画には変わりません。

岬の兄妹

 

 

この映画のポイントは2つ!

①生々しさ

②真理子の変化

 

①生々しさ

 この映画はめちゃくちゃ生々しいです。だから好き嫌い分かれるかも…。まず兄 良夫、妹 真理子は二人暮しです。良夫は足が悪く仕事を辞めさせられてしまいます。真理子は障害があるため働くことは出来ません。そのため生活がままならくなってしまい、デリヘルのサービスを始めるようになります。仕事として思いついたのがデリヘルだった理由は真理子が行方不明になった時見つけてくれた男の人とそういうことをしてお金を貰ったことがあったからです。良夫はお金がなくて仕方がないことを言い訳にサービスを始めるのですが初めは上手く行きません。真理子はお客さんに反抗して噛んでしまったり、真理子がお客さんとしているところを見させられたりなどします。上手くなるのと同時に真理子が妹であると同時に女性であることに気がつきます。きちんとサービスとして安定するようになると光熱費などの生活代が買えて、ご飯も食べれて幸せな時を過ごします。しかしベッドシーンや真理子役の和田光沙さんの演技が生々しくて見ていて正直しんどかったです。そういった要素を生々しくする反面、保険とかは?親戚とかもいないの?とか色々とツッコミたくなるところもあります。何の助けもないおかげでふたりぼっちの暮らしや苦悩が分かります。

 

②真理子の変化

 真理子は最初は必要最低限のことしか言わないし、障害者ではありますが自分の思ったことをあまり口に出していません。しかしデリヘルを始めてからはお客さんと沢山話したり、私の事好き?と聞いたりなど自己表現をするようになりました。真理子は多分ずっと話を聞いて貰えなかったり、マイナスなことばっかり言われたりして自己評価がすごく低かったけど相手に求められる経験を積んで段々と自信が出てきたのかもしれません。そういった意味ではデリヘルは救いだったのだと思います。真理子が妊娠した時も嬉しそうにしたり、好きになってしまったお客さんのところに行こうとしたりなど前の真理子とは考えられないようなことをしています。いいのか悪いのかって思いながら見ていました。

 

感想

 正直胸糞は悪いです。でも生々しい表現が上手で凄いなーとも思いました。でもやっぱりおすすめはできないです笑

ブルーマインド

 

 

この映画の注目するポイントは3点!

 

①少女から女性への成長

②反抗期

③百合

 

①少女から女性への成長

 この映画は女性が必ず迎える初潮のシーンがあるなど主人公のミアの成長をファンタジー要素ありで表しています。下半身が黒くなってきたり鱗が出てきたり、また生の魚を食べてしまったりなど色々な変化が現れます。人間でももちろん胸が膨らんできたり肩や下半身に肉がついて女性らしい体つきになったり、味の好みが変わったりします。この狭間にいる時って何かしら考えてしまったりなんともやるせない気持ちになってしまう傾向にあります。それもまたミアが段々何かに苛立ちながら忘れるために性的なことをしたり友達と遊んだりするシーンから伺えます。

 

②反抗期

 ①での変化はいわゆる反抗期だと思います。恐らくミアは親のことは大好きだったけど、親によって学校が変わったことへ怒りを覚えていたのではないのでしょうか。体の変化への不安も相まって余計に母親を倒したり父親の言うことに耳を貸さなかったりしたのだと思います。この時期って目立つグループが楽しそうに見えたり、うるさくしていても許される、無視されるのが羨ましく思います。そのためジアンナ達とつるみたい、対等になりたいとオシャレを頑張ったり処女を捨てようとしたりしていました。もちろん初めは上手く馴染めなくて浮いていておもちゃにされていましたが、最後には特にジアンナとは仲良くなりミアのためにジアンナのためにとお互いに思いあっていたことが分かります。不良グループって騒がしいし下品だけど友情だけは硬いですよね。それはお互いに満たされないもの同士だからだと思います。寂しさや辛さややるせなさを補うのではなく忘れるためにつるむことが多いです。そのためジアンナもミアも満たされない中で懸命に生きていたのだと思います。反抗期、成長期を抜けたミアは海の中でとても気持ちよさそうに泳いでいます。自身を知り、生き方を見つけることができたのです。

 

③百合

 これはジアンナとミアはお互いに思いあっていたのではないかと思ってポイントとしてあげました。仲良くなり初めにジアンナの部屋で首を絞める遊びをするシーンがあります。首を絞めて気を失って息を吹き返した時にエクスタシーを感じるという危険な遊びです。最初はミアがジアンナに行い、次にジアンナがミアに行いました。ジアンナはやってというと従順でピュアなミアに興味があって楽しんでいました。ミアは終始戸惑っていました。また首を絞められてから息を吹き返した時に特に戸惑っていて家に帰ってしまいます。それはエクスタシーを感じて、その感覚に驚いたからではないかなと思います。学校をサボってショッピングをしている時に万引きをして追いかけられますが、橋まで逃げ切った時、ミアとジアンナは胸を露わにしてふざけたりジアンナがミアを愛おしそうに見つめるシーンもあります。ジアンナが海に溺れた時はミアが助け、ミアが人魚になってしまった時やなる過程でもジアンナは彼女を気遣い、助けていました。などなど百合と言い切ってしまうのは勿体ない程、中高生の共依存しあう程の危うい友情を綺麗に表しています。中高生の女子って手を繋いだり、ずっと一緒にいたり大人になると考えられないほど相手にのめり込みます。その関係性を忠実に再現できている映画は初めて見ました。しかもそれが恋愛とは違うこともハッキリ分かるところがめちゃくちゃ生々しくて美しくもありました。

 

感想

 終始綺麗で儚い映画だったように思えます。人魚に変化する、つまり大人の女性になる過程で女の子は不安だったりもやもやとした気持ちを抱えてたりするものですが、それを人魚を通して表現することで分かりやすく、綺麗に、そして少し危うく描かれていて凄く良かったです。初めての初潮、セックスまでうつされていたので余計にリアルでした。生々しさを出しながら、でも綺麗にってなかなか難しいと思うけれどそこの調和がちょーど良くて感動しました。10代後半から20代前半の子どもではないけど大人にもなりきれていない元女の子達に見て欲しい素敵な映画です。

やばすぎるファミリー

 

 めちゃくちゃハチャメチャだけど主人公の成長がすごく感じられる映画です!

 この映画のポイントは

①ありえない設定

②主人公の成長

③最後のどんでん返し

 

①ありえない設定

 この家族はマリファナを栽培していて、指名手配されています。この時点でありえないです。しかもバレた時にすぐにどこかへいけるように、バイヤー以外の外部とあまり接触しないように主人公のクインと妹は学校に行っていません。お父さんとお母さんは学校に反対派でした。それはレベルの低いことを皆と同じように教えられるからです。しかしクインは学校に行って、「普通」の生活がしたいと思い他人の家を覗いたりしてしまいます。そんな中向かいの家のクリスタルと知り合います。クリスタルは高校生でクインは一目惚れと羨望の眼差しで彼女を見るようになります。クインは学校に行きたいと彼女の学校の先生に伝え、試験を受けさせてもらうことになります。マリファナ栽培の手伝いと並行して勉強するのは大変でしたが無事受かり、マリファナ栽培の手伝いの知識が役に立って学校ではいい成績を残しました。クリスタルともいい雰囲気になり、「普通」の暮らしを送れるようになります。

 

②主人公の成長

 クインは最初ただ「普通」に憧れているだけで何の努力もせずに眺めているだけでした。親からも学校に言ってはダメとずっと言われていたため行くことが出来ませんでした。しかしクリスタルと出会ったことで学校へいく明確な理由ができて、それを達成するために努力します。入学してからは家での栽培の知識が役に立ち授業でいい成績をおさめます。最初友人とも上手くいっていなかったが、マリファナの知識を教えることで悪い方向にですが仲良くできるようになりました。マリファナの栽培はダメなことですが、クインにとって今までただの雑務でしかなかったことが意味を生したことに気がつきます。さらにクインが学校に行きたいという思いや、マリファナを栽培していることをクリスタルに打ち明けたいという思いを大切にしてくれた家族に対しての大切さや与えられた優しさに気がつくことができます。このようにこの映画は分かりやすく反抗、和解、自立の3本立てになっています。この移り変わりもわかりやすく見ることができます。

 

③最後のどんでん返し

 サムネにもあるように「最後のどんでん返し」が凄いです。クインは無事学校を卒業することができて、みんなにおめでとうと言われている時に家族が全員捕まってしまいます。どういうことか分からないでいると、クリスタルが申し訳なさそうな目でこちらを見ていました。そこで今までずっと嵌められていたことに気が付きます。クリスタルの家族は偽物で、全員警察でクリスタルは犯罪学を学んでいた生徒でした。クリスタルは小さなカメラを常に持ち歩きクインを監視し、家にもカメラをつけて家自体も監視していました。そのためクインがクリスタルにマリファナを栽培していることを受けあげるために家にあげた時も胸のコサージュを通して証拠を撮られていました。警察側はあくまでもクインのことを助けたいと伝えます。恐らく親の「エゴ」でマリファナ栽培を手伝わされて学校にも通えず、友達も作れなかったクインに同情したためだと考えられます。そのためクインはマリファナとはもう関わらず普通に生活すると決心して進学をします。父と母は数年の間刑務所に入ることになりました。父との面会で父はお前はマリファナを栽培することになると言われ、お金を埋めてある場所を探すように言って帰ってしまいます。なんの事だかと思ったクインでしたが、お金を探し出しその数年後にはマリファナの栽培を自室で友人と共に行っていました。普通のスクールライフが始まってハッピーエンドかなと思いきやそうではなく、最後の展開の速さについて行くことが出来ませんでした。スピーディーなコメディーは好きなので笑ってしまいました。

 

 感想

 クインがどう考えてこういったのかとか行動したのかが手に取るように分かりやすくて面白かったです。Ted程薬物大好きという感じを出していませんが、クリスタルの家族に薬物の入ったスイーツを渡したり図書館でマリファナを使用したりなどありえないことがコメディー要素多めで映っているので飽きずに見ることができます。